骨粗しょう症を治すためには日常生活の改善が必要

骨粗しょう症を日常生活で治す

 骨粗しょう症になると、骨全体が弱いために、ちょっとしたことで骨折する危険があります。お年寄りの場合、骨折がきっかけとなり寝たきりになることも多く、骨折を予防するよう注意する必要があります。家の中だと手すりをつけたり、つまずきそうなものをなくするなどの工夫をしましょう。
 転倒が怖がり、運動を避けるのはますます骨を弱くすることとなるので、適度な運動を行い、骨に負荷をかけてあげることが、骨密度を保ち骨折を予防するのに効果があります。
 適度に日光に当たると、体内でビタミンDの合成を促します。ビタミンDはカルシウムの定着を促すので、屋外で軽い運動をすると良いでしょう。