日常生活の改善で脂肪肝・アルコール性肝障害を治す

脂肪肝・アルコール性肝障害を日常生活で治す

 脂肪肝、アルコール性肝障害ともに飲酒が原因だとしたら、禁酒しましょう。経度の肝機能低下ならば、禁酒するだけで肝機能検査の数値はかなり改善します。家族や会社など、周りの人にも協力してもらい、アルコールをやめるよう努力しましょう。

 また、肝機能を健康に維持するため、お酒は次のような飲み方を心がけましょう。

1.自分のペースで適量を
 他人のペースで大量に飲んだり、一気飲みしたりしない。
 自分の適量を知り、マイペースで飲む。

2.ロックやストレートはやめる
 アルコール度の高いお酒は、水割りやお湯わりで飲む。

3.お酒を飲むのは夜10時まで
 お酒を飲むのは夜10時までとし、長時間飲まない。

4.休肝日を設ける
 たとえ適量で飲んでいても、週に2回は肝臓を休ませる。

5.食事と楽しむ
 お酒は食事と一緒に楽しむようにする。