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糖尿病のモデルマウスの骨髄でできた異常な細胞が末梢(まっしょう)神経に侵入し神経細胞と融合、障害を起こしていることを小島秀人滋賀医大助教授(分子遺伝医学)らが2日までに見つけた。
糖尿病は、初期には自覚症状がなく、進行すると手足がしびれる神経障害や失明、動脈硬化などの合併症を起こす。この細胞はその原因の一つとみられ、合併症の治療法開発につながるのではないかとしている。
小島助教授らは、高血糖状態にしたマウスで肝臓など多くの臓器に未成熟なインスリンを分泌する細胞があるのを発見。このインスリンに血糖値の調節作用はほとんどないが、悪影響もないことを確かめた。
だがこの細胞は、さまざまな細胞に傷害を与える遺伝子を発現させると判明。糖尿病モデルマウスの神経から、この異常細胞と融合したものと正常な細胞を取り出し培養して比較すると、通常は寿命は5日だが融合細胞は半分しかなく、神経の機能障害や細胞死を生じさせていた。
2005.10
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