夜型人間と肥満の関係:健康管理お役立ち情報

夜型人間と肥満の関係

 現代は夜更かしをする人も増えましたし、夜働く人も増えました。しかし人間にはもともと生体リズムがあり、「生物時計」が働いています。夜寝る時間になると血液中にメラトニンという物質が増加しますし体温も下がります。夜起きている生活を長く続けると体が慣れてくる事はありません、生物時計と実際の時間の関係が乱れ「内的脱失調」という状態が起こります。
 起きて働いているのにメラトニンは増え、体温は低下してこの時間に働くことは知らず知らず体へのストレスとなります。このリズムの狂いは肥満にも影響すると思われます。
 朝を人間の体が判断するのは光によると言われています。夜、人工の強い光を浴びている現代人は自然とこうしたリズムに失調を来たして来るようです。統計的には夜更かし型には肥満が多く、ストレスも多いのもこうした原因によるのではないでしょうか。
 夜働かなければいけない方は2食になりがちです。食事と食事の間に少し食べ物を食べるようにされた方が良いでしょう。勿論昼間働く方よりもカロリーコントロールには気を付けた方が良いかもしれません。昼間の仕事や学生の方は生物時計に合わせて早く寝ましょう。これもダイエットの1つの大事な方法ではないでしょうか。