ローヤルゼリーの研究成果について考えるシンポジウム開催

ローヤルゼリーの研究成果について考えるシンポジウム開催

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 栄養価の高い健康食品として知られるローヤルゼリーの研究成果について考えるシンポジウム「魅力いっぱいローヤルゼリー 健康の宝庫を解明する」(社団法人全国ローヤルゼリー公正取引協議会主催)が、都内で開かれた。
 ローヤルゼリーは、働きバチが下咽頭腺(いんとうせん)から分泌した物質で、「女王蜂の特別食」ともいわれる。タンパク質、アミノ酸、ミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれ、古くから多くの国々で健康増進や体力回復などに利用されてきた。
 しかし、その効能については、科学的な根拠や裏づけの点で、未解明な部分も多いという。
 シンポジウムでは、日ごろローヤルゼリーについて研究を続けている5人の学者が、それぞれの専門分野から研究成果を発表。ローヤルゼリーの飲用が、認知症や更年期障害、生活習慣病などに有用であるという研究を発表した。
 吉村裕之・愛媛大教授は、ローヤルゼリーの更年期女性への改善効果の有無を調べるため、40歳から59歳までの自覚症状のある女性を対象にローヤルゼリーを12週間、飲用してもらう実験を行った。その結果、精神的症状、対人的不安症状、自律神経症状などについて改善効果が見られたという。
 特に「気分が沈んで憂鬱(ゆううつ)になる」という気分障害を訴えた女性は、飲用2週間目から改善効果が見られたという。
 このため、今後の研究によっては、ローヤルゼリーが更年期女性の健康維持にとって有用な補完代替医療の一つになる可能性があるという。

2005.10